タワレコもう行かない
とか思ってしまったわけですが、ちょっとした誤解でした。
最近なにかと話題の著作権法ですが、改正案がでておりまして、その中には「海外盤CD輸入禁止」などという、なかなかヤバイ内容が含まれております。
詳しくは、海外盤CD輸入禁止に反対するサイトを見て貰えば良いのですが、要は「ひょっとすると海外版のCDが買えなくなるかもしれない。」という意味でヤバイのです。
これは、海外の音楽も普段から聴いている人には重要な問題で、日本版のCDはデザインがヘボイし、カタカナ入ってるからヤダ。ってな僕にはとても深刻。
Web上では先に挙げたような、反対サイトなどもあって良い流れなのですが、そんな中、Amazon.co.jpが公式なコメントを出しました。
輸入音楽CDに関するAmazon.co.jpからの重要なお知らせ
Amazon.co.jpでは、あらゆるものを探し、発見し、購入することのできるサイト作りを目指しております。お客様へご提供できるセレクションを可能な限り広げ、また、ご提供価格を下げるよう努めております。
Amazon.co.jpでは洋楽の輸入音楽CDをお手頃な世界標準価格で提供してきました。今後もこのサービスを継続的にご提供していく方針に変更はございません。また、洋楽の輸入音楽CDの規制や値上げにつながるような法律改正には反対していきます。こうした見地より、先日参議院を通過し、近日中に衆議院にて審議予定の「著作権法の一部を改正する法律案」の内容に対する懸念をここに表明いたします。この法律改正案の意図は「外国において製造された日本の音楽のCDが国内へ還流することを防止すること」にあるとはいえ、改正後の法律が洋楽の音楽CDの輸入規制を可能にし、結果的にお客様へ提供されるセレクションの減少と価格上昇へつながるおそれがあることを懸念しております。
Amazon.co.jpは日本の消費者にお手頃な価格の洋楽の輸入音楽CDが提供されつづけるよう努力していく所存です。また、この件に対するお客様のお考えを、Amazon.co.jpはもっとよく知りたいと考えています。ぜひ、この問題に関するお客様からの声やご意見をこちらのEメールアドレス importCD *へお寄せください。
匿名で個々のご意見、または総合的なお客様の見解を、この法律改正案を審議していらっしゃる国会議員各位へお見せする場合がございますが、お客様のメールアドレスなどの個人情報を開示することは一切ございません。
*このEメールアドレスは「著作権法の一部を改正する法律案」に関するご意見専用のアドレスとなっております。誠に申し訳ございませんが、このアドレスにて当サイトへのお問い合わせはお受けできかねますことをご了承ください。
「やや、熱いぜ!!Amazon!さすがネットショップのカリスマだぜ!」と思っていたところに、国内大手CDショップHMVとタワレコからも同じように公式コメントが出ました。さすがジャパニーズ。後追い万歳。
以下、HMVのコメント。
お客様へのお知らせ(2004年5月26日)
いつもHMVをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
さて、現在国会では著作権法の一部を改正する法律案が審議されており、これには「CDの還流防止措置」が含まれております。この「還流防止措置」は、廉価な邦楽CDの中国やその他アジア諸国からの還流を規制する事を目的としております。しかしながら弊社の考え方と致しましては、現在の法案ではまだその規制による洋楽輸入盤に対する影響がどの程度のものか明確でないと思っております。
お客さまに適正な価格の輸入CDを提供している会社として、弊社は昨年9月よりこの法案を提案している様々な関係団体・省庁に、消費者の正当な権利が失われないよう積極的に働きかけております。特に弊社のお客様には優遇的な価格にて幅広い品揃えの洋楽輸入盤を引続きご提供できるよう最善の努力をしてまいります。弊社の取引会社(レコード会社)からもこの法案は洋楽の輸入盤には行使しないとの確約を得ておりますので、弊社は引続きお客様の利益が不当に害される事のないよう念を押してまいります。
今後ともHMVをご利用頂きますようお願い致します。
そして、タワレコのコメント。
輸入CD問題についてのお知らせ(5/26)
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
昨今いろいろなメディアで取り上げられております"輸入CD問題"については、お客様からも直接お問い合わせをいただくことが多くなってきました。
「音楽を探すための最良の場を提供すること」がタワーレコードの企業理念です。タワーレコードは25年間、音楽ファンの皆様に輸入盤をはじめとして世界中の多種多様な音楽を紹介し、提供し続けて参りました。幅広い品揃えを提供するためには、世界各国から自由に商品を輸入できることが望まれます。 しかしアジア諸国からのJ-POP CDの日本への還流について、現在何らかの防止措置が必要であるということは理解しており、日本国内市場への影響の大きさを考慮すると、その主旨には賛同致します。
今後もタワーレコードは音楽ファンの皆様に対し、今までと変わることなく世界中の豊富な音楽の中からより良い音楽を見つけ出し、洋楽輸入CDをはじめ幅広い品揃えを提供できるための最大限の努力を惜しみません。
今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
で、これらを受けて、Yahoo!JAPANのトピックスにはCD規制 - HMVとタワレコ割れる(直接リンク張るってもすぐなくなっちゃうのでここにリンク)と取り上げられているんですね、ITmediaの元記事を読むとYahoo!のニュース担当が勢い余ってしまったか、、と思ったのですが、よく見るとおそらくITmedia側が危険を察知して書き換えたんでしょうね。
やっぱニュースはちゃんと読むべし。って言うことで、実際はどこも同じ様な事を言いたかっただけなんだと解釈しました。要はタワレコのPR担当の脇がちょっと甘かった程度の事なんでしょう。
さて、僕としては各社から発表されたコメントから読み取れる各社の企業文化とスタイルに興味津々。AmazonさんはやはりWebビジネスがよくわかってる。格好イイ。
「我々はこういうポリシーの会社なんだよ。」と言いつつ、突然の結論先出し。その流れで何故故かを語り、それに対して意見を聞かせてくれとメールアドレスを提示。最後には言うだけじゃなくて、行動もうつしますよと匂わせる。これ、秀逸すぎます。
他の2社は、始めと終わりがモロに定型文。タワレコが会社としてのポリシーを打ち出している分、1ポイントプラス。でも、賛成派と思われかねない結論までの誘導でマイナス1ポイント。というところでしょうか。
Continuing the discussion...
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