有限会社がなくなる!?

Mumble | Posted at July 19, 2004 02:08 AM

「5年以内に1,000万のキャッシュが作れないなら、そんな会社やってるべきじゃないだろう。」という区切りの意味も込めて、最低資本金規制の特例制度を使って、僕は株式会社を作りました。

つまり、この制度を適用して設立した法人は、5年以内に最低資本金(株式会社は1,000万円、有限会社は300万円)をクリアしないと強制的に解散させられる決まりなんです。
しかしながら、2005年に最低資本金規制を完全撤廃する方針が固まり、このハードルも無くなってしまいそう。

国としては、どんどん起業してもらって税収を上げたいのでしょうが、それって法人組織の信用がさらに微妙になるよなぁ、と思っていたところ、今度はこんなニュースが。

「有限会社」を廃止、株式会社に一本化・法制審方針

法相の諮問機関である法制審議会は、有限会社制度を廃止し、株式会社に一本化する方針を固めた。現在の会社の実態から、中小の株式会社と有限会社を区別する必要性が乏しいと判断した。一本化に伴い、中小の株式会社に課していた規制は現行の有限会社並みに緩和し、取締役会や監査役の設置義務を撤廃する。

新制度は、法制審が来年初めにも法相に答申。法務省は次期通常国会に提出する会社法案に盛り込み、2006年度中の施行を目指す。

対象となるのは、会社法の施行後に新設する会社。設立済みの有限会社については、これまで通り「有限会社」の商号が使用できる。

こいつは凄い。先に挙げた最低資本金規制の完全撤廃と合わせると、メリットデメリットをあまり考えずに株式会社が作り放題。
そもそも取引の判断基準として株式、有限、合資、個人事業などを見ることが有効ではない状況に変わりつつあったのですが、あまりにも割り切りすぎていて怖い気もします。
中小の株式会社という枠組みがどのような設定になるのかは、まだわかりませんが、結局の所はこれで区別される事になるのでしょうね。

確認株式会社をやっている経営者としては、初めて会った方からの「若いのに株式会社って凄いですねぇ」と言う反応が多いのですが、「いやいや、うちは例の制度を使って、、」というやりとりが毎回あります。
「あー、アレですかー」というリアクションが帰って来て、特にその後は気にされないことが多いのですが、まだまだ世間には浸透していないのでしょうかねぇ。

確認会社であるという事は、特にやましいものでは無いはずなのですが、なんとなく後ろめたい気持ちがするし、やはり企業の信用度も微妙なものなので、はやいとこ卒業したいものです。

Continuing the discussion...

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